外資系企業と日系企業の違い 一般的な特徴について

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外資系企業と日系企業の違い 一般的な特徴について

外資系企業での働き方は、日系企業と大きく違うと言われます。
では、実際にどのような違いがあるのでしょうか。
もちろん、個々の会社によって企業文化は異なるので、「外資系」とひとくくりで語るのは難しい側面がありますが、一般的に共通する特徴は確かに存在します。
今回は、そういった一般的な特徴に焦点を当ててみたいと思います。

合理的な成績評価制度 - 外資系企業の特徴

外資系企業においては、自身のパフォーマンス・成果を数字で評価されます。
たいていのポジションには、KPI(Key Performance Indicator:目標達成指数)が設定されています。営業担当であれば毎月1,000,000円以上の売上、採用担当であれば毎月3人以上の採用、と言った具合です。
昇給や昇格は、KPIの達成度合いに応じて公平に判断されます。達成出来ればプラス評価ですし、達成出来なければマイナス評価です。年齢や勤続年数などは、ほぼ無関係です。特に営業系のポジションは昇給も早いので、着実にKPI達成を重ねていけば、20代の内に1,000万円以上の年収に達することも可能です。その一方で、マイナス評価も厳格に行われますから、成績が悪ければ減給や降格といった厳しい処分を下されてしまいます。
こういった数字による評価方法は、合理的で公平である一方、従業員に対し強いプレッシャーを与えます。厳しい環境ではありますが、それが個人のスピーディなスキルアップに繋がっていると言えます。

ポジションごとの役割分担が明確 - 外資系企業の特徴

外資系企業の採用は、まずポジションという名の枠が発生し、そこに人材をあてはめる、といったイメージで行われています。例えば、経理担当者であれば経理業務のみを任され、他の業務を任されることはあまりありません。これに対し、日系企業の採用は、まず人材が存在して、その人のスキルや成長度合いに併せてポジションを与えていく、というイメージです。例えば、人事として入社した人でも、まずは現場を理解するという目的で工場勤務を命じられることがあります。
そのため、外資系企業では、一つの仕事に専念でき、その領域に集中してスキルアップして行きやすいと言えます。逆に、他の業務に携わるチャンスは少なめですから、職掌範囲は限定されがちです。

働き方の自由度の高さ - 外資系企業の特徴

外資系企業では、ワークスタイルに関する制約が少なく、自由に働くことが出来る場合が多いと言われています。特に営業系のポジションの場合、月に数回のミーティング以外は会社に顔を出さなくて良い、という企業も存在します。残業も本人の自由とされ、利益を求めて長時間働く人もいれば、必要最小限しか働かないという人もいます。
企業が求めるのは結果のみです。結果を出している限り、タイムマネジメントや業務管理について指示を受けることはほとんどありません。この自由度の高さは、定時出勤制度を不合理と感じている人などには大きな魅力と言えるでしょう。
しかし、自由ということは、誰もあなたを管理してくれないということでもあります。上司の指示に従って居れば誰でもある程度は成果を出せる、という環境ではないのです。目標意識を持ち、モチベーションをキープし、しっかりと自己管理しながら働かないと、業績は一向に上がりません。一人の自立したビジネスマンとして、自身を自律する能力が無ければ、外資系企業で生き残っていくことは難しいでしょう。

転職文化の違い - 外資系企業の特徴

日本以外の地域では、転職に対する心理的ハードルが比較的低いと言われています。そのため、外資系企業は人の出入りが激しいことが多く、1ヶ月に1人程度は入社・退社があるという企業も散見されます。これは結果的に、人間関係によるしがらみや古株社員による「暗黙の了解」的ルールといった業務の無駄の発生防止に役立っています。その一方で、長期的な人間関係を築きづらいため、ドライな社風になりやすくもあります。
また、転職しやすいという文化に関連してか、退職金にボーナスが付されている企業が多く存在します(こういったボーナスはパッケージと呼ばれます)。
とはいえ、企業が転職を推奨しているわけではなく、どの企業も従業員に対し長く勤めて欲しいと思っています。短期で転職を繰り返す方(ジョブホッパーと呼ばれます)を歓迎しないという点も日系企業と同じですから、転職回数にはご注意頂ければと思います。
なお、外資系企業はすぐクビになるという話を聞いたことがあるかもしれませんが、近年ではそういった企業は少なくなって来ています。日本の法律は企業側からの解雇を厳しく制限しているところ、外資系企業であっても日本で活動する以上は同様の法規制が課せられるためです。
とはいえ、実績の上がらない人が会社に居づらくなる、という点は日系企業と変わりません。実力不足のまま転職してしまい、またすぐ転職を余儀なくされる・・・などということにならないよう、お気を付け頂ければと思います。

以上が、外資系企業の一般的な特徴です。
日系企業と比し、結果主義・個人主義が徹底されていると言えます。
もっとも、近年では日系企業に近しい社風を持つ外資系企業も増えてきています。たとえば、総合系ファームの一つであるアクセンチュアでは、社内異動をかなり幅広く認めていると言われています。
そのため、一つ一つの企業をしっかりと事前調査することが、後悔の無い転職のための最善の方法と言えるでしょう。

弊社には外資系企業に詳しいエージェントが多数所属しております。お困りのことや疑問点などがございましたら、是非お気軽にご相談頂ければと思います。

〜外資系企業・日系企業のグローバルポジションのポジション例〜

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